部屋さがしのポイント

Point1 条件を決める

100%希望通りのお部屋を見つけることは至難の業。築年数、交通、バストイレ別、階数、エレベーター、オートロック、リビングの広さ(間取り)、家賃など・・・絶対に譲れない条件などを不動産屋さんに伝えて物件を絞ります。あまり重要でない希望程度なのか絶対条件なのかも合わせて伝えれば、スムーズに物件検索が進みます。全てを絶対条件としてしまうと、ご案内できる物件はかなり少なくなってしまいます。 どのお部屋でもペット飼育が自由に出来るわけではなく、ペット飼育を考えている場合は、一番にそのことを伝えた方がベストです。ペットを飼育できる物件数は少なく、ペットの種類や大きさなどの制限もあります。


また、ペット飼育の承諾があった場合でも、退去時には原状回復は必要で、どれだけ室内を傷めてもよいわけではありませんのでご注意ください。 ちなみに、家賃を決める際に、手取り収入の3割前後までが目安と言われています。

条件を絞り込む際のポイント

間取り

意外と使い勝手よく便利なのが和室で、小さな赤ちゃんがいる家庭では重宝するお部屋です。キッチンから和室が見えると、昼寝中の赤ちゃんに目が届きやすく安心です。

築年数

外観の雰囲気だけでなく見えない水道管などの老朽化も進んでいます。最新の洗濯機と水道の蛇口の規格が違い部品交換など発生する場合もあります。

最寄り駅(バス停)

80mを1分に換算してあります(徒歩)。5分以内は非常に近い、10分以内は比較的近い、15分以内は徒歩可能といった感覚です。それ以上になると徒歩では厳しくなってくるので、それなりに家賃も割安になってきます。いずれにしても、一度は実際に歩いてみることが必要です。

構造

隣の生活音や構造上の音が違ってきます。また、外壁によって夏の暑さ寒さに違いがあったりします。

階数

マンションの場合、上層階になるほど家賃や共益費が高くなる傾向にあります。高層で世帯数の多いマンションは、朝の出勤ラッシュに、エレベーターが込み合うこともあるそうです。

角部屋

中部屋に較べて窓が多い分、日当り、風通しに断然違いが出てきます。ただし結露には注意が必要です。

お風呂

部屋選びの決断を左右する設備の中の一つ。換気扇よりも窓があると換気効率は抜群でカビの発生はかなり減ります。

室内の洗濯機置場の有無

築年数が新しい物件は脱衣場に設置されて、古いとベランダや浴室内にあることが多いです。

Point2 下見のチェックポイント

夜道

女性の単身の場合、夜道の明るさや人通りのチェックも重要です。 幹線道路は交通量が多く騒音の問題もありますが、夜間の外出が多い方にはオススメです。

日当たり

ビルが立ち並んでいる地域で隣の建物がギリギリに建っている南向の物件よりも、かえって広い道路に接している北向の物件の方が日当りがよいことは多々あります。 南向きで日当りが良過ぎても夏の直射日光は大変です。あまり物件案内書の方向ばかりこだわらずに、明るさのとれたお部屋を内見で確認されることをオススメします。
角部屋は向きが悪くても中部屋よりも明るさがあり、日中は照明に頼らなくても生活できる物件もあります。物件の状況をよく知る不動産屋さんに相談しましょう。

隣人の生活音

入居して初めて気付くことが多く、入居者同士のトラブルになることがあります。鉄筋コンクリートだから大丈夫とか木造の古いアパートだから心配ということよりも、ほとんどの場合は隣人へ迷惑かけないようにという気遣い次第です。
基本的に共同住宅だから少々のことは許すという寛大な気持ちも必要です。

結露のシミ

マンション北側の部屋で見られることが多いです。そのような部屋は入居後、同様に結露が発生する可能性が非常に高く、家財がカビだらけになることもあります。窓を開けっぱなしにしても改善されなかったケースもあり、責任の所在が不明になってしまうことがあります。
3LDK全部屋カビ臭く体調不良になったケースもあります。内見時はクロスや床を張替えたばかりで接着剤の臭いがほのかに残っていることが多く気付かないことが多いので要注意です。

建て付け

冷暖房の効きが悪かったりします。
簡単に調整できる場合もありますので、不動産屋さんに相談してみましょう。